マネージャーになって4年目の前半まででやったことn連発
早いもので、前回n連発エントリを書いてからおよそ1年が経ちました。
マネージャーになって3年目の前半でやったことn連発 | DevelopersIO
1年を振り返る意味でも、恒例のn連発いってみよ〜!
なお、このエントリは年末三本締めの二本目です。
やったこと(順不同)
1. マネージャーロール引き継ぎ
前回「7. プロダクトの次期バージョン計画立案」で述べたように、次期バージョンに向けてのPdM業に集中する必要があり、開発チームマネージャーのロールを後任の 八代醍 に引き継ぎました。
引き継ぎにあたって、日々のプロジェクトマネジメントはすでにほぼ引き継いだ状態ではあったので、ピープルマネジメントに関する部分について、部門長の濱野といっしょに引き継ぎを行っていきました。
2. 次期バージョンのPoC作成
プロダクトの次期バージョンについて、コンセプトを探るところから始めました。
一旦「こういう方向でどうだろう?」「コレは実現可能なのか?」を探るため、PoCとして実際に想定要件を整理し、MVP(Minimum Viable Product)として必要な機能を見極め、実際に作成してみるということを行いました。
その中で、「何を目的にPoCをやるのか」「なにがわかればいいのか」といったあたりについて、ぼんやりとしたイメージを明確に言語化する必要があり、この部分には今でも非常に苦労しています。
一旦PoCとしては完成までは持っていったので、この結果を受けて次のステップに進めていければと思っています。
3. DevelopersIO 2024 Odyssey 登壇
7月から行われた当社の大規模イベント DevelopersIO 2024 Odyssey にて、オンラインではなくリアルイベントへの登壇をしました。
詳しくは上記のエントリを参照ください。
4. SIプロジェクトの進行
プロダクトの次期バージョンに向けて、どうあれば価値あるものになるのか、実際の顧客の困りごとを知るため、SIプロジェクトの要件定義から開発を行っています。
前職のSIerのときは、数名程度の規模のプロジェクトであれば経験がありましたが、比較的大きな規模のプロジェクトの進行は初体験でした。実際にお客様と対話し、何が課題か、何を解決したいか、どう解決できそうなのかといった、要望・要件の聞き取り、サービスとしての設計、要員計画、開発のマネジメントなど、多くのことを行っており、脳みそが擦り切れるかと思うような思いをしつつ、非常に良い経験が詰めています。
5. 人事目標ふりかえり、新目標設定
SIプロジェクトを進めながらも、社内では2チームのマネージャーとして、引き続きメンバーのピープルマネジメントは行っています。
その中で、前年度の目標について個々人と振り返り、将来どんなエンジニアになりたいかを引き出しつつ、今年度の目標設定を行いました。
6. テストツール runn 評価
次期プロダクトのPoCを行う中で、非常に素敵なAPIテストツールの runn を見つけ、その評価を行いました。
その結果はいくつかブログにもしていますので、ぜひ読んでみて下さい。
- yamlでテストシナリオを書いてそのまま実行までできるAPIテストツールの新星 “runn” を試してみた | DevelopersIO
- yamlでテストシナリオを書いてそのまま実行までできるAPIテストツールの新星 “runn” を試してみた | DevelopersIO
- runnに逐次的に処理を進めるattachモードが追加されたので試してみた | DevelopersIO
- 小ネタ:runnのカスタムランナーでFizzBuzzやってみた | DevelopersIO
- runnのカスタムランナーでAWS CLI の高レベルS3コマンド動かしてみた | DevelopersIO
runnを使う中で気になったことは、直接作者の方とやり取りして解決に向けていくこともでき、これもよい経験になりました。
2024年7~9月のクラスメソッドグループ社員によるOSSコントリビュートについてご紹介します | DevelopersIO
今後も runn を応援していこうと思います。
7, 8, 9 ...
他にもマネージャーとしてやっていることはたくさんあるのですが、外向けに書ける範囲はこのくらいです(マネージャーあるある)
まとめ
この1年は、何と言っても実際のお客様とたくさん会話していることが、コレまでとの一番の違いでした。
まだまだ未熟な部分はありますが、お客様に喜んでいただけるように、今後もスキルアップを図っていきます。